【開催報告】女性管理職ネットワーク「WE-Net福岡」9期生 第4回定例会(2023/2/22) - 一般社団法人WE-Next

【開催報告】女性管理職ネットワーク「WE-Net福岡」9期生 第4回定例会(2023/2/22)

【日 時】 2023年2月22日(水) 14:00~16:45
【場 所】 西部ガスホールディングス 2階会議室
      (福岡市博多区千代1丁目17番1号)
【出席者】 31名(9期生は19名)


女性管理職ネットワーク「WE-Net福岡」9期生第3回定例会に引き続き、第4回定例会が開催されました。

前回の中間発表でいただいたアドバイスをもとに、それぞれのチームが探求テーマをさらに掘り下げ、最終発表に臨みました。
今回は9期生として初めて、WE-Netとしては3年ぶりの対面開催となりました。オブザーバーの皆様、事務局・先輩サポーターの方々にもご出席いただき、直接ご教示、ご指導いただきましたことを、心より感謝申し上げます。


【高山副代表より開会のあいさつ】
「いろいろな制約があった中で今日のプレゼンの日を迎えたこと、ここまでたどりつけたことは、ある意味奇跡かなと思います。結果の変化を求めたければ、小さな変化から始めましょう。今日が小さな変化のスタートになることを期待します。」

との高山副代表のご挨拶により、第4回定例会が開始となりました。


【グループワーク】 ~名刺交換~
今回が対面での初めての顔合わせでしたので、改めてチームのメンバーと名刺交換や自己紹介をして交流を深めました。


【各チーム最終発表・質疑応答】
中間発表からチームでの討議を重ねながら、今回の発表に至りました。各チームのテーマは次のとおりです。
 A 「なぜ日本はジェンダーギャップ指数が低いのか?」

 B 「制度・施策と現実のギャップ」

 C 「長時間勤務を減らすにはどうすればよいか?」

 D 「歴史的背景から考える男女間の考え方のギャップ
    ~アンコンシャスバイアスの解消~」


【グループワーク】 ~年間の振り返り~
「半年間の活動を通して、各班の発表を聞いて、社会を見る目がどう変わり、今後どのようなアクションをしていくのか」について各チームで話し合い、代表者が発表しました。

  • いろいろな制度があったとしても、根底にある意識を改革しないと物事は変えられない。
  • 自分たちの組織にある課題を解決するためには、小さなアクションを起こすべきである。
  • この最終発表会が終わりではなく、この発表会が始まりである。
  • すべてにおいてコミュニケーションを取ることが大切。率先してコミュニケーションを取るようにしたい。

【高山副代表・オブザーバー・サポーターの皆様より講評】
高山副代表、オブザーバー・サポーターのお一人ひとりから講評をいただきました。

  • 女性のためではなく、社会のためにという視点に変えると発言することも行動することも変わっていくなと感じました。この視点により女性管理職が増えることを期待します。
  • ここで得た知見、経験、人脈を今後に生かしていただきたい。
  • 今後も女性管理職のネットワークを活用していただきたい。
  • リモートの中での展開を集約できたことは自信を持っていいし、今までやってきたプロセスは、それぞれの職場でもできることがいっぱいあると思うので、期待しています。


【高見代表より閉会のあいさつ】
「9期の皆さんに私がお願いしていたことの1つ目は、リーダーシップです。権限によらないリーダーシップをシェアしながら、今日を迎えていただきありがたく思っています。各チームどうでしょうか。心理的安全性の高い良いチームができているのではないでしょうか。これを職場の中でも体現していただくことが、WE-Net、WE-Nextの会を通じてこの活動を継続している1つの願いです。
2つ目は、社会課題と自分を近づけていく、ジェンダーギャップに対しどうアプローチしていくかということです。今、日本の中でのビジネス、イコール社会課題を解決していく視点がないと発展しないと言われています。その課題がジェンダーではないかもしれませんが、ジェンダー、多様性の課題は、すべての社会課題の横串であると言われています。引き続き、皆さんのライフテーマとして、今回取り組んだことをきっかけとして社会とつながりながら過ごしていただけたら非常にありがたいなと思います。
私たちも皆さんからのアイデアや提言を受けましたので、これをさらにいろいろなところに発信していきたいと決意を新たにした次第です。これからも皆さんと一緒に、もっと社会がより良くなる、もっとビジネスがしなやかになるよう協力していく、そんなつながりを継続したいと思います。」

と9期生への温かく力強いメッセージをいただき、閉会となりました。