【開催報告】女性管理職ネットワーク「WE-Net福岡」9期生 第3回定例会(2022/12/12)
【日 時】2022年12月12日(月)14:00~17:00
【開催形式】Zoomによるオンライン開催
女性管理職ネットワーク「WE-Net福岡」9期生第2回定例会に引き続き、第3回定例会が開催されました。
各チームがテーマに沿って現状や課題を調べ、中間発表を行いました。また他チームメンバーから発表に対する意見や感想を直接聞くための時間を設け、そこで得たアドバイスなどを最終発表に活かしまとめていくのが今後の作業となります。
今回も9期生をはじめ、オブザーブの皆さまにも出席いただき、また、事務局・先輩サポーターの方々にもご指導をいただきながら開催することができましたことを、心より感謝申し上げます。
【高見代表 講話 テーマ:「チームビルディングトラック」】
「より良い活動につなげるため、今一度チームの状態が健全であるかここで確認してみる必要性がある。「健全である」とは、皆が主体性をもって取り組み、相互支援ができている、かつ心理的安全性が保たれ、恐れずに本音でぶつかり合えるような状態のこと。
そのような関係性を構築し、チームならではのポテンシャルを最大限に発揮して喜びや充実感を実感できるフェーズへと向かってほしい」とのエールをいただきました。
【各チーム中間発表+ブレイクアウトルームセッション】
A 日本と世界のギャップ なぜ日本はジェンダーギャップ指数が低いのか?
世界との比較から日本の現状と課題について調査。世界から取り残されてしまう危険を避けるために私たちができることは何かを考え提言としたい。
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B 女性活躍推進の現状と男性の育休取得について、現状と課題にフォーカス。
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C 女性活躍推進に対する意識、納得感を高めるために
⇒「男女ともに残業時間を減らすにはどうすればよいか?」というテーマを設定
現場のリアルな声を紹介しながら、現状や実態を踏まえて制度、施策と現実のギャップを浮き彫りに。時間は最も大事でかけがえのないものである。最終発表に向け、残業を減らし長時間労働を解消するためのよりよいタイムパフォーマンスについてさらに深掘りしていく。
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D 男女の考え方のギャップ~アンコンシャスバイアスの解消~
職場における男女の意識調査の結果などの資料を用いて、案コンシャスバイアスがなくならないのはなぜなのかを追求。
世代間における感覚のギャップも含めて、最終発表では身の周りの案コンシャスバイアス解消のための糸口を探っていくことが課題。
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各チームの中間発表のあと、ブレイクアウトルームセッションで意見交換し、そこで得た他チームからのフィードバックを、自分たちのチームに持ち寄り共有。
【サポーター、オブザーバーの方からの助言】
●オブザーブ
㈱ビスネット代表取締役
女性大活躍推進福岡県議会共働代表 久留百合子様
「大きなテーマ、絞り込んだテーマ様々あって非常に興味深い発表だった。更に議論を重ね、最終的にどう集約されるのか楽しみである。」というご感想をいただきました。
●サポーター 財津さん
「データもわかりやすくまとめられている。修正点をあげるとすれば、管理職以下の立場の人たちにも共有、共感できる提言にするために、どうまとめるか?」というご意見をいただきました。
【高山副代表総括、閉会のあいさつ】
「課題をもって自ら取り組む自立した管理職が育っていると実感。これからもその歩みを止めずに、いい議論を展開していっていただきたい。」とのご挨拶で会を締めくくりました。