【開催報告】女性管理職ネットワーク「WE-Net九州」11期生 第1回定例会(2025/3/12)
【日時】2025/3/12(水)13:00~17:00
【場所】九州経済連合会大会議室
【出席者】11期生35名 他6名
【基調講演講師】株式会社正興電機製作所 常務執行役員 情報部門長 有江勝利様
【内容】
1. 開会のご挨拶(九州経済連合会 地域共創部担当部長 稲付智広様)
2. オリエンテーション・準備委員紹介
3. 基調講演
4. 事例共有
5. グループワーク
6. アンケート
7. 閉会のご挨拶(一般社団法人WE-Next代表 高見真智子様)
いよいよ11期生の本格的な活動がスタートしました。オブザーバー・サポーター・事務局の皆様のご協力により無事に開催出来ましたこと、厚く御礼申し上げます。
11期の活動では、年間テーマとして「健康経営から考える多様な人材の活躍と一人ひとりのWell-Being」を掲げ、健康経営とは何かを知り、課題を見つけ、解決プランを具体化していきます。
第1回定例会では、「健康経営」についての理解を深め、それぞれの課題意識を探ることを目的に、基調講演、事例共有、グループディスカッションを行いました。
【開会のご挨拶】運営事務局の九州経済連合会 地域共創部 稲付担当部長より、今年から「WE-Net九州」と名称変更し、福岡から九州全域に範囲を広げ、多様性やジェンダー平等推進の波を加速させていきたいと考えていること、業種だけでなく、地域の違うメンバー同士が刺激し合い、他社文化に触れあうことで新たな考え方など多くのものを身につけて行ってほしいとのエールをいただきました。
【基調講演】福岡市に本社を置く株式会社正興電機製作所で、健康経営プロジェクト委員長としてご活躍の常務執行役員 情報部門長 有江勝利様より、「正興電機グループのシステムを活用した健康経営」をテーマにご講演いただきました。正興電機製作所では、2013年より「健康経営」の取り組みをスタートし、近年は継続して「健康経営優良法人ホワイト500」の認定を受けられています。「健康経営」を切り口に、従業員の健康サポートをはじめ、他企業や地域にも展開する様々な取り組みについて、豊富なデータや実施例を交えて、詳しくご紹介いただきました
【事例共有】「健康経営」に関する事例の共有として、第1回定例会準備委員から、それぞれの所属先である株式会社九州日立システムズの健康経営推進体制と取り組み、株式会社福岡銀行の多様性の発揮に向けた取り組みについての発表を行いました。実際の会社での健康経営についての推進体制を理解し、自社に照らしあわせました。また、多様性の発揮に向けた取り組み内容を知り、実際の課題などを見つけていくきっかけを掴みました。
【グループワーク】5名×7グループでグループワークを実施しました。サポーターの方々にアドバイスをいただきながら、健康経営について感じていること・問題などをキーワード別に区分し、グループ内での意見をまとめました。どんなキーワードが出たか、経緯や意見などを取りまとめ、グループごとに発表しました。
【アンケート】各グループで出たキーワードの多かったものに対して興味を持ったもの・今後深堀りしていきたいキーワードをアンケート形式で提出していただきました。第2回準備委員のみなさんに結果を連携し、今後のチーム編成に活用いただく予定です。
【閉会のご挨拶】WE-Nextの高見代表より、グループワークでも盛り上がったように、管理職も生身の人間であること。意見を交換することで打開策や新たな考え方を身につけ、今後のキャリアに活かせればこの会は良い機会になる。対話によって学び合いながら、自社の常識が当たり前であると感じていたことも当たり前でないかもしれない。そういった気づきを得ることが出来ればと思っているとのメッセージをいただきました。また、次回に向けて
1. 行動経済学
2. 女性/男性特有の健康課題
3. 人的資本の観点
これら3つの視点を持って考えてみると、Well-Being・会社の価値・これからのマネジメントに活かせると感じるので、ぜひ意識してみて欲しい、とのヒントもいただきました。
【編集後記】
~第1回定例会準備委員より 定例会を終えて ~
今回、8名の準備委員で定例会を企画・運営いたしました。約2か月半、週に1回のペースで打合せを行い、ようやく開催に至り、準備委員一同、ホッと胸をなでおろしているところです。
手探り状態で始まりましたが、サポーターの皆様からも温かいご支援をいただきながら、準備委員がそれぞれの持ち味を発揮して取り組むことができたと感じています。
11期生の活動がいよいよ始まり、これからWE-Net九州の活動を通して、共に学び成長していきたいと考えます。引き続きご支援、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。